こんにちは。
kazuです。今日も皆さまお疲れ様です。
今日は学生の方から、質問を頂きました。
「こんにちは。僕は国立大学で作業療法学を専攻している2年生の学生です。
現在、解剖学や生理学などの専門科目を日々勉強している毎日です。
ここ最近の悩みがあるのですが、僕は正直、作業療法士に特別な思いはなく、この道を選んだ明確な理由もありません。
しかし周りの同級生は、作業療法士になるというモチベーションが高く、なんとなくこの道を選んだ自分自身が取り残されているような気持ちがあります。
僕はこのまま作業療法士を目指していいのでしょうか?」
自分の選んだ道に迷っている方は決して少なくないと思います。
今回はこの思いについてお話していきます。
選んだ理由がなんとなくだって大丈夫

結論から言うと
選んだ理由がなんとなくだって大丈夫
です。
むしろ自分の選んだ道にいちいち理由なんているのでしょうか?
理由はなんとなくでも、きっと自分の直感を信じて選んだ道のはず。
正直言って学生のうちから、作業療法士という仕事を選んだ明確な理由がある人は少ないんじゃないかと思います。
自分の道に迷っていることは、実はみんな一緒かもしれません。
それはさておき、作業療法士という仕事を選ぶ理由なんて、さほど重要ではありません。
なぜならそれは後からいくらでもついてくるものでもあるからです。
今の目の前にある課題に向き合っていれば、おのずと見えてくると思います。
仕事を選ぶ理由は後からついてくるもの

こういう僕は作業療法士として働いて数年経ちますが
正直、学生時代は作業療法士という仕事が何なのかわからなかったし、自分が作業療法士になることなんて想像できていないまま学生生活を送っていました。
作業療法士という仕事を選んだ明確な理由を感じたのは、実は働いて数年経った後です。
そして今も作業療法士として働いています。
僕自身今の作業療法士という仕事に誇りを持って仕事をしていますし、とてもやりがいのある仕事であると思っています。
こう思えたのも、実際に働いてみて、目の前の課題を一つずつクリアしていき、たくさんの人に感謝された結果だと思っています。
自分の仕事を選ぶ理由は正直やってみないとわからない部分も多いと感じています。
まだ作業療法士として働いていない時代から、作業療法士を選ぶ理由が見つけられるのも難しいかと思います。
それは今質問者様と同じように迷って悩んで、時には立ち止まって、その過程の先に見えてくるものだと思います。
まとめ:選ぶ理由よりも大事なこと
今の仕事を選んだ理由を探すことよりも、もっと大事なことがあります。
それは「目の前の自分の課題に誠実に向き合う」ことです。
そうすれば道を選ぶ理由なんて後からでもついてきます。
自分の進んでいる道に悩んでもいい。
精いっぱい自分と向き合ってみてください。
それの積み重ねでおのずと自分の道を選んだ理由は見つかってくるものだと思います。
迷うその姿も生きる上で大事な過程です。