お悩み相談

患者様から嫌われてしまってつらいとき

今回は

  • 担当患者様から嫌われてしまったときの考え方

についてお話します。

 

質問を頂きました。

いつもブログを拝見させていただいています。 いま私は作業療法士1年目として働いているのですが、ある担当患者様から嫌われて、リハビリを拒否されてしまっています。 自分のリハビリを受け入れてもらえず、無力感に苛まれてつらい思いをしています。 この時にどのように行動していけばいいのかアドバイスがありますか?

たしかに、人から嫌われてしまうのは快く思わないですよね。

特に担当している患者様から自分のリハビリを拒否されてしまうのは

自分の存在価値が無いような感じがあってつらいと思います。

 

もし皆様の中で

  • 人から嫌われてしまってどうすればいいかわからない
  • 嫌われてしまってしんどい
  • 人間関係の悩みにいつも苦しんでいる

といった方がいらっしゃれば、ぜひ参考にしてみてください。

全ての患者様に好かれることは無理

まず結論ですが

これから出会う全ての患者様に好かれることは無理

だと思っています。

 

これは

  • どんなにたくさんの手技を持ったセラピストでも
  • 多くの知識を持ったセラピストでも
  • 高い学歴を持ったセラピストでも

誰かに嫌われてしまうのは避けられないと思います。

 

僕自身も何年もの臨床経験がありますが

どのように振舞っても、嫌われてしまう人にどうしても出会います。

 

クライエントも一人の人間であり、様々な価値観と人生背景を持っています。

そんな様々な人に会う職種ですから

どうしても自分と合わない人は必ずいらっしゃいます。

 

なのでもはや

ある程度、患者様に嫌われるのは仕方のないこと

と考えた方が良いかもしれません。

 

嫌われてしまうのは確かに僕も快くは思いません。

 

しかしそれでも

誰からも嫌われないように行動していくより

嫌われることを恐れず自分にとって最適な行動していく

ことの方が大事であるように思います。

個人ではなくチームで考える

これは医療職の鉄則ですが

こういった臨床上の問題に直面した場合は

個人ではなく必ずチームで対応するようにしましょう。

 

相談は

  • 他職種
  • リーダー
  • 身近な上司
  • 仲の良い同期

でも構いません。

 

個人で悩むのではなく、複数人の意見を聞きながら行動する

ことをお勧めします。

他者に相談することで自分の心理的負担も軽減できると思います。

 

もし自分ではどうすることもできない問題にまで発展しているならば

チーム全体で問題に対処していく必要もあります。

 

一人で抱え込んでしまって次第に大きな問題に発展してしまう前に

必ず他者からの協力を得て問題を解決していくようにしてきましょう。

少しでも他者に貢献できたかどうか

患者様が自分のリハビリをどう思うのかは

これは完全に患者様自身が担っている課題であり

基本的にセラピストはどうすることもできません。

 

自分のリハビリを

良く思うのも、悪く思うのも患者様の自由なのです。

 

ではセラピストはどう考えていけばいいか。

 

僕が思うのは

患者様に好かれるか、嫌われるかどうかは考えることなく

自分の仕事を通して、その人に貢献できたと感じる部分があったかどうか

を考えるようにしていきます。

 

そして、そういった僅かな他者貢献に自信を持つことが大事だと思います。

 

自分のことを嫌っている患者様に会いに行って無視されてしまったとしても

ほんのわずかな時間でも会いに行って声をかけた自分を褒めてあげてください。

 

患者様から強い口調でクレームを言われても

ほんの少しでも患者様のことを考えようとした自分を褒めてあげてください。

嫌われる人の4倍は受け入れてくれる人がいる

「2:6:2の法則」

の法則を知っていますか?

 

これはすべての事象は2:6:2の割合で分類されるという自然の摂理です。

 

例えば

これから100人の患者様を担当して関わっていくとします。

ここで2:6:2の法則で分類してみると

自分を好んでくれる人は20人、好きでも嫌いでもない人は60人、嫌いな人は20人

 

つまりどの状況においても2割の人は自分を嫌います

 

反対に8割の患者様は自分を受け入れてくれる人なのです。

 

なので、自分のことを嫌う患者様がいれば

その4倍の人数は自分を受け入れてくれる患者様もいる

と思いましょう。

 

自分のことを嫌う患者様ばかりに焦点を当てるのではなく

自分の存在を受け入れている患者様もいることを覚えておいてください。

まとめ:小さな他者貢献に自信を持つ

たしかに患者様から嫌われてしまうことを快く思わないでしょう。

 

しかし他者から嫌われてしまうことはある程度仕方のないことであり

ましてや自分のことをどう思うのかは患者様自身が決めることなので

僕たちセラピストにはどうすることもできません。

 

患者様に好かれるか・嫌われるか

セラピストという仕事をしていく上で、この考えはあまり重要ではないように思います。

 

そしてこの仕事をしている以上

ある程度は他者から嫌われることがあることを割り切る必要があると思っています。

 

なので自分を嫌ってリハビリを拒否するような患者様に出会っても

必要以上に自分を責めないようにしてくださいね。

 

患者様から嫌われてしまっても、それだけで自分に価値が無いと思う必要はありません。

 

経験があろうとなかろうと

セラピストとして価値がない人は一人もいません。

些細な他者貢献ができた自分がいれば、それだけでも十分に価値があります。

 

そんな自分に自信を持つようにしてくださいね。

kazu
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気楽にいきましょう