今回は
- 車を手放してみて改めて感じたメリット
についてお話しさせていただきます。
僕は毎月、家計簿で固定費の見直しを行っています。
その中でも車の維持費は本当に頭を悩ませていました。
過去に
事故をした時には修理額として一気に300,000円もの出費もありました。
(車両保険なしでの修理額です)
僕は車は大好きで、自分の好きな車でドライブするのを楽しみにしていました。
しかし資産を作ろうと努力する傍らで
その資産を車が吸い取ってしまう状況に疑問を感じていました。
僕には自由に生きたい、自由に時間を楽しみたい。
という思いがあります。
こんな自分の価値観と何度か向き合ってみて
車を手放してもいいかもしれないと考えました。
実際に車を手放した時は、内心すごく不安でした。
でも数週間車を手放した生活を過ごしてみましたが
むしろ車を手放したことでさまざまなメリットを享受できました。
もし皆様の中で
- 車を手放そうか悩んでいる
- 車のない生活はどんなものか気になる
という方はぜひ参考にしてみてください。
生活の支出が大幅に減った
これが最初で最大に感じたことですが
生活の支出が大幅に減りました。
ちょっとではなくて、大幅に減ったというのがポイントです。
今まで年間支出のなかで、車に占めていた支出って本当に多かったんですよね。
実際に車の年間コストを計算してみました。
(車種はマツダのデミオです)

車のローン | 9,830円/月×10ヶ月+80,000×2ヶ月=258,000円/年 |
---|---|
ガソリン代 | 5000/月×12ヶ月=60,000円/年 |
車の消耗品費 | タイヤ費用100,000円÷5年+その他部品の維持費10,000円=30,000円 |
車の駐車場代 | 3,300円/月×12ヶ月=39,600円 |
保険代 | 50,000円/年 |
JAFの年会費 | 4,000円/年 |
修理・修繕費 | 12ヶ月点検30,000円÷2年+車検60,000円÷2年=45,000円 |
合計 | 486,600円 |
なんと合計で年間で486,600円も車の支出を占めていました。
僕が車を持っているだけで毎年およそ50万円のお金が必ず出ていくのです。
反対に
車を手放すだけで50万円昇給するのと同じ効果が期待できる
とも考えました。
会社で50万円昇給するのってどれだけ大変か、想像するのに難しくはないと思います。
車を手放すのって長くても1日程度です。
1日手続きをするだけで50万円昇給できるって尋常じゃないコスパですよね。
そういった時間単価の意味でも、車を手放すことは必要だと感じました。
生活の満足度がむしろ上がった
僕は前から車は好きだったし、本当に気に入っていた愛車だったので
車を手放すと自分の満足度が一気に下がるのではないかと心配してました。
しかし実際のところ
車を手放してみるとむしろ生活の満足度は向上しました。
最初は少し不安でしたが、車を手放したことで
- 車にかける時間がなくなって自由な時間が増えた
- 自由な時間を使って副業ができて、収入が増えた
- 自転車通勤になって、運動時間が増えて体重が減った
- 支出に悩まなくなったので、生活のストレスが軽減した
といったメリットを感じました。
車のない生活が、意外にも自分自身の自由に対する価値観と合っていたのです。
車はお金だけでなく時間も浪費します。
- 点検等の定期的なメンテナンス
- ガソリンを入れたり、洗車したりといった細かな管理
- 保険の更新手続きや車庫証明などの法的手続き
といった管理にどうしても時間を取られてしまいます。
車を手放したことで、こうした管理に時間を取られなくなりました。
自分の自由に使える時間が一気に増えたのです。
今はその時間を副業に使って、バリバリ稼ぐ力を鍛えています。
好きなことができる自由な時間が増えて
自由な時間でバリバリ副業できて
その副業で収入アップができて
車の支出にはもう悩むことがなくなって
僕の生活の満足度は間違いなく向上したように思います。
自由な生活に近づいた
先ほど、年間の支出が大幅に減ったことを解説しましたが
これはつまり
自分が生活できる必要支出額を大幅に減らすことができたということです。
これによって経済的自由に対するハードルも下がりました。
僕が定期的に固定費を見直している最大の理由はここにあります。
先ほどの車の年間支出は486,600円/年でしたが
これを月額ベースで計算すると486,600円/年÷12ヶ月=40,550円/月
となります。
僕が車を持っていた時の必要支出額はおよそ200,000円/月でした。
車を手放したことで
200,000円/月−40,550円/月=159,450円/月
僕が生活できる必要支出額は、およそ160,000円/月まで軽減できたのです。
160,000円で生活できるのであれば
時給2,000円のパートで週3回8時間勤務でも、月額の給料は
2,000円×8時間×3日×4週=192,000円
これに社会保険料30,000円程度を控除しても、生活費は十分に賄えます。
つまり週5日8時間の正社員勤務に拘らなくてもよくなったのです。
週に3日程度働いて残りの時間はゆっくりしてもいいし、自分の事業で稼いでもいい。
自分の自由に行動を選択できる時間が増えたのです。
本業と副業でバリバリ稼ぎ、黒字になった金額を投資にもまわす。
これを繰り返していけば
生活費を少しずつ投資の資産所得で賄えるようになっていきます。
完全に資産所得で生活費を賄うことができれば、経済的自由の達成です。
この経済的自由をできるだけ早く達成するには
必要支出額をできるだけ抑えることが何よりも重要なのです。
必要支出額が毎月200,000円だったら
年利5%の資産所得だけで賄うとすると
200,000円×12ヶ月÷5%=48,000,000円
投資元本は4800万円必要になるのに対し
必要支出額が5万円少ない毎月150,000円だったら
150,000×12ヶ月÷5%=36,000,000円
投資元本は3600万円です。
その差は1200万円です。
つまり生活費を5万円下げるだけで、経済的自由へのハードルは1200万円も下がります。
自由な生活を送るためには、まず生活費を抑えることが特に重要なのです。
車を手放すデメリットについて
ここで車を手放すデメリットに関してもお話ししていきます。
- 大きな荷物を運べない
- 多くの荷物を一度に運べない ※せどりのハードルが上がる
- 外気にダイレクトに当たるので、夏・冬の移動がつらい
- 車好きな人や趣味がドライブである人は、生活の満足度が下がる
- 子供の送り迎えが大変になる
キャンプなどで物をたくさん運ぶ人
真夏や真冬でもできるだけ快適に移動したいと思っている人
子供の送り迎えがある人
こういった方は、さすがに車がないと不便かもしれません。
他にも副業で店舗せどりをやっている人は、大きな荷物を運べなくなるので不便になるかもしれませんね。
まとめ:車のない生活も悪くない!
車がない生活になって数週間が経過しましたが
結論をいうと、車がない生活も意外と快適です。
特にこういった方々
- 物をあまり多く持たないミニマリストな方
- 僕と同じく自由な生活に価値観を置いている方
- そこまで車を持つことに価値を感じていない方
は思い切って車を手放すことも検討してみてもいいかもしれません。
ちなみに補足ですが
職場が遠いから車がないときつい思う方は
電動アシスト自転車も検討してみてください。
僕は通勤で電動アシスト自転車を使っているのですが、これでも快適に移動できます。
一度坂道を走ったり、10kmくらいの長距離を移動してみましたが
それでも全然疲れることなく移動できます。
なにより自由を感じる快感には何者にも変えられません。
ぜひ参考にしていただければと思います。