僕は現在、作業療法士として総合病院で働いています。
臨床で働く上で一つこだわっているポイントがあるのですが
それは現場でIPadを使用しているという点です。
実際にiPad miniを持ち歩きながら臨床に携わっています。
IPad miniはもうめちゃくちゃ便利です。
一度持ってしまえば、これ無しでいられなくなりました。
そして現場にiPadを使用することで数々の業務効率化を測ることができました。
今回は僕がiPad miniを用いた臨床スタイルをお勧めしている理由について解説させていただきます。
電子媒体の文献・論文が即座に検索できる
IPadでGoogle scholarやJ-Stageを利用すれば、ネット上の文献を即座に検索することができます。
臨床上ではどうしてもわからないことや、知識を忘れてしまった場面に出会うと思います。
その時にIPadがあれば、即座に調べることができます。
IPhoneでも調べられないことはないのですが、これだと画面が小さくて読みにくいんですよ。
とくに論文を読む時は縦2列の文章構造となっている場合が多いので、IPhoneでは文字が多くて小さくて読みにくいんですよね。
しかしIPadを用いれば画面が大きいので読みやすいです。
その中でもIPad miniは本と同じくらいのサイズなので持ちやすくて読みやすいんですね。

例えば
と疑問に思った時は



このようにいちいち図書館に行って文献を探さなくても、IPadですぐに検索してしまえば一発です。
スケジュール管理が一気に楽になる
iPadのPlannerという予定帳アプリを利用すれば、スケジュール管理が簡単になります。

Plannerは無料でダウンロードできるアプリです。
これでIPadをシステム手帳として扱うことができます。
Apple Pencilを使用すればスケジュールを手書きで直接書き込むことができます。

僕はこのようにスケジューリングしています。
しかもPlannnerは一つだけでなく複数の予定帳を管理することができます。
僕は仕事用とプライベート用のスケジュールに分けて使用しています。
なのでこのアプリだけで紙のスケジュール手帳が必要なくなりました。
予定合わせの時でもいちいち複数の予定帳を取り出す必要がなくなりますし
毎年毎年新しい紙の手帳を購入する手間もなくなります。
このアプリを持っているだけで予定管理がぐっと楽になると思います。
作業療法評価の手間が一気に省ける
その他にもアプリではGoodNotesというメモアプリを使っているのですが

これ本当に便利です。
僕はGoodNotesで当日のリハビリ予定表を書き込みます。
データ上にメモを取ることで誤字脱字を修正することができるし、なによりメモを購入する必要がなくなります。
しかし単なる手書きのメモアプリだけではありません。
このアプリは紙媒体をスキャンができて個別に保存ができるのです。
作業療法士は実際にHDS-R、MMSE、FABといった評価用紙を使用するかと思いますが
こういった評価用紙を事前にスキャンしてIPad内に保存しておくことで、よく使う評価用紙をいつでも手元に残しておくことができます。
そしてスキャンした書類はそのままApple Pencilで手書きができるので
- 評価したい用紙をすぐに呼び出して
- そのまま用紙に評価内容を記入する
- 評価が終わったら書いた内容を消してまた再利用
といったことができるのです。
(メモに実際に手書きで記載するにはApple pencilが必要です)
実際にやってみると



こうすることで
- いちいち評価バッテリーをコピーして
- それを持ち歩いて
- 用紙に書き込んで後に破棄する
といった手間が一気に省けます。
本当に便利なメモアプリなのでぜひ活用してみてください。
※補足事項:売店での買い物も一気に楽になる
昼休憩で売店にいく時、いちいち財布を持っていくのが面倒臭いと思ったことはありませんか?
IPadでPayPayを利用すれば財布がいらなくなります。

まとめ:iPadの中でもiPad miniをお勧めする理由
以上iPadを用いた臨床スタイルをお勧めする理由として
- 電子媒体の文献・論文が即座に検索できる
- スケジュール管理が一気に楽になる
- 作業療法評価の手間が一気に省ける
- 売店での買い物も楽になる
を解説していきました。
つまりはIPadを1台持っているだけで
メモ帳もスケジュール帳も財布もいらなくなります。
しかも困ったことがあればすぐにインターネット検索できるし
評価バッテリーを使ってすぐに評価に取り組むことができるのです。
これからiPadを購入したいと思っている方、実はiPadにはたくさんの種類があります。
大まかに
- iPad Pro
- iPad Air
- 無印iPad
- iPad mini
の4種類がありますが、僕はこの中でも一番IPad miniを愛用しています。
IPad miniの大きさは1冊の本と同じくらいの画面サイズなので持ち歩きがしやすく、ズボンのポケットにも入ります。
しかも片手持ちができるのでとても扱いやすいんですよね。
本と同じくらいの大きさなので電子書籍を読むのにちょうどいい大きさなのです。
同じようにセラピストとして臨床に携わっている方はぜひ参考にしてみてください。