作業療法士のこと

【仕事の紹介】作業療法って何?現役作業療法士が解説してみた。

今回は

  • 作業療法士の仕事そのものについて

簡単にお話させていただきます。

 

リハビリテーションは大きく分けて

  • 理学療法
  • 作業療法
  • 言語療法

の3つがあります。

 

僕はその中でも作業療法を専門としてリハビリテーションを提供しています。

 

作業療法士という仕事。聞いたことがある人はいらっしゃいますか?

もし聞いたことがあるのであれば

どんな仕事をしているかイメージできますでしょうか?

 

正直言って、あまり聞き慣れない専門職ですよね。

 

ここで現役作業療法士である僕が

作業療法についてお話していきます。

  • 作業療法士って何をしている人かわからない。
  • どんな仕事をしている?
  • どんな専門職なの?
  • 理学療法士と何が違うの?

といった方はぜひ参考にしてみてください。

作業療法士ってどんな仕事?

作業療法士は結論から言うと

生活が良くなるようサポートする専門職

です。

ここで 日本作業療法士協会のホームページから

作業療法士の定義を見てみますが

 作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。

 作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。

出典:日本作業療法士協会

僕はこれを読んで何度も思うのですが

う~んわかりづらい笑

 

無理もありません。

そもそも作業に焦点を当てた〜っていう言葉が抽象的ですよね。

kazu
kazu
もう少し具体的に言ってくれ〜

僕は思うに

「作業」

という言葉が、この仕事をわかりにくくしているのだと思います。

ここで「作業」というものを考えてみましょう。

作業療法士が考える”作業”とは?

そもそも作業といえば

どんなことをしている場面を想像するでしょうか?

  • 折り紙や陶芸などの創作活動?
  • 細かい手作業?

こんな場面を想像するでしょうか?

 

作業はもちろんこうした創作活動等も含まれます。

しかしそれだけではありません。

 

作業とは

  • 日常生活の動作であるトイレや入浴、歯磨き、食事、着替え、寝ること
  • 掃除、洗濯、料理など家事動作、庭の手入れ、ペットのお世話
  • 趣味であるスポーツや楽器演奏、映画鑑賞、パソコン、読書
  • 職場での仕事や車の運転、旅行など

こういったものを全て作業といいます。

 

つまり

人の生活上で行われる行為全般を作業と呼んでいます。

 

作業=生活行為

といった方が少し分かりやすいかもしれません。

 

そう考えると、私たちは生活のあらゆる場面で

様々な”作業”をしている自分が想像できるかと思います。

作業療法ってどんな人が受けるの?

あることが要因で

作業ができなくなる人たちがいます。

 

それは

  • 怪我や病気で身体がうまく動かせなくなった人
  • 精神的に追い込まれて、いつもの日常生活が送れなくなった人
  • 生まれながらの障害があってうまく遊ぶことも食べることもできない人
  • 高齢化で体が弱くなり、引きこもりのようになってしまった人

といった人たちがいます。

 

様々な要因によって

日常生活を送るのに必要な作業ができなくなった人

こうして健康を害してしまった人たちがいます。

 

作業療法士はこういった人たちと関わります。

そして

その人が必要な作業を再びできるようになるよう働きかけます。

必要な作業ができない=健康的な生活が送れていない

想像してみてください。

いつも自分で出来ていたトイレが、ある日突然の怪我で人の手を借りないとできなくなってしまった…

いつも休日の楽しみにしている趣味のスポーツが病院に入院してしまったせいでできなくなってしまった…

いつも気晴らしで行っていた買い物が、足腰を痛めてしまったせいで次第にやらなくなってしまった…

とても健康的な生活が送れているとは思えないはずです。

 

(これを専門用語でいうと作業機能障害といいます。)

 

作業療法士はこういった方を対象に

再び日常生活必要な作業ができるようになって

その人の生活を少しでも良くなるようサポートするために

作業療法を行います。

 

具体的には

  • 病気で弱ってしまった筋力を訓練で取り戻したり
  • 怪我で動きにくくなった身体をストレッチして動かせるようにしたり
  • 精神的に追い込まれてしまった人に楽しみを持てるような活動を提供したり
  • 少しでも簡単に動作ができるよう道具を提案したり、作ったり
  • 少しでも簡単にできるような動き方を一緒に考えたり

作業療法士はこのようなアプローチをして

再び作業ができるよう働きかけていきます。

まとめ:理学療法士との違いは?

よくある質問として

同じリハビリテーション職である理学療法士との違いがわからない

と感じる方もいらっしゃるかと思います。

 

ざっくりいうと

理学療法士は

「身体や動き」を支援する専門職

に対し

 

作業療法士は

「作業(=生活行為)」を支援する専門職

となります。

結論をいうと

作業療法士は生活に必要な作業を支援し、生活を良くすることをサポートする専門職です。

 

医療や介護、日常生活上で

できていないこと、またはできないことがあって困っていること

我々作業療法士にご相談ください。

 

kazu
kazu
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